子どもが感染症にかかったときの隔離と家庭内感染対策|4人育児で実際にやった現実的な方法

家庭の看護

はじめに|「隔離しなきゃ」と思うほど苦しくなる

子どもがインフルエンザなどの感染症にかかると、

多くの家庭で最初に浮かぶのが

「隔離しなきゃ」「うつさないようにしなきゃ」という不安です。

でも、きょうだいが複数いて、

未就学児や赤ちゃんがいる家庭では、

完璧な隔離はほぼ不可能です。

我が家も、

1人がかかると次々に感染し、

最終的に1か月以上かかったことがあります。

この記事では、

「感染を完全に防ぐ」ではなく、

家庭が回り続けるために感染を“減らす”視点で、

実際にやってよかったこと・やらなかったことを整理します。

家庭内感染は「防ぐ」より「減らす」意識で

医療現場でも、

家庭内感染を100%防ぐことはできません。

特に小さな子どもがいる家庭では、

・マスクを正しく着けられない

・距離を保てない

・夜間の見守りが必要

という現実があります。

そのため我が家では、

「うつさない」ではなく

「できる範囲で広げにくくする」

という考え方に切り替えました。

我が家の隔離レベルはこう決めた

① 完全隔離しなかった理由

インフルエンザの際、

小学生が夜間に熱せん妄を起こした経験があります。

そのため、

・完全に別室

・扉を閉め切る

という対応はせず、

リビング続きの部屋で寝かせ、

すぐ様子が見られる距離感を優先しました。

隔離よりも

「安全に見守れること」を最優先にしました。

② 隔離を緩めた判断基準

隔離レベルを下げたのは、次のような場合です。

・年齢が低い

・夜間に不安が強い

・呼吸や意識の変化が気になる

この場合、

感染対策よりも安心・安全の確保を優先します。

実際にやった家庭内感染対策(できたこと)

① マスク・手洗いの現実的ルール

・小学生以上:マスク・手洗いを徹底

・未就学児・赤ちゃん:無理にさせない

「できる人だけやる」ルールにすると、

親の負担が大きく減りました。

② タオル・寝具・食器の扱い

・タオルは色分け

・食器は共有しても洗浄を徹底

・寝具は体調の悪い人を優先して交換

すべて分けないことが継続のコツです。

③ 換気・加湿

・1日数回の短時間換気

・加湿は50〜60%を目安

神経質になりすぎないことが大切でした。

やらなかった感染対策(諦めたこと)

我が家では、次のことはやりませんでした。

・トイレの完全分離

・触れた場所すべての消毒

・常時手袋・マスク生活

これらは

親が先に限界を迎えると感じたからです。

やらない判断も、立派な感染対策です。

家庭内感染が広がったときの考え方

感染が広がったとしても、

それは「失敗」ではありません。

我が家では、

・小学生

・未就学児

・親

・赤ちゃん

と、順番に感染しました。

その都度、

「次に体調を崩す人をどう守るか」

に意識を切り替えました。

隔離中の生活の回し方

隔離が始まったら、

生活は最小限モードに切り替えます。

・ネットスーパーで必需品をまとめ買い

・出前・レトルトを使う

・掃除はしない

 

*関連記事|病児がいる日の1日の回し方

病気の子がいる期間をどう回すか、実例でまとめています。

▶︎ 内部リンク

受診・相談判断とのつながり

隔離中は、

夜間や体調悪化時の判断が増えます。

*関連記事|夜に症状が悪化したときの受診判断

夜に症状が悪化したら受診?様子見?咳・発熱・眠れない夜の見極め方|看護師ママの判断軸

*関連記事|受診するか迷った時の考え方

受診する?様子を見る? 看護師ママが家庭で使っている判断の順番まとめ|迷ったら#8000

▶︎

まとめ|「家庭が回る」がいちばん大事

家庭内感染対策で一番大切なのは、

親が倒れないことです。

・完璧を目指さない

・できることだけやる

・安心を優先する

家庭ごとの正解で大丈夫です。

*関連記事|病児看護まとめ

隔離や感染対策だけでなく、

生活の回し方や受診判断も含めてまとめています。

▶︎ 病児看護まとめ|迷ったときに戻ってきたい家庭での判断と支え方【保存版】

【筆者:まみ】|くらしのケアノート

「家庭の困りごとにそっと寄り添う、くらしのケア図書館」をコンセプトに、
おうちでできるやさしいケアと、暮らしをラクにする知恵を発信しています。

正看護師として10年以上勤務。
脳外科病棟を中心に、ICU(集中治療室)との兼任を含む高度急性期医療から、
消化器科(一般病棟/がん専門病棟)、結核などの指定感染症管理まで幅広く経験しました。

その後、デイサービスにて介護・リハビリ領域の看護にも携わり、
生活期の視点からのケアや家族支援を実践しています。

1000km単位の転勤を2度経験した4児のワンオペ母。
30分以内で作れる時短料理と、無理しない家庭運営が得意です。

▼Instagram:@kurashi_care(準備中)
▼BOOTH:PDFテンプレ販売予定

家庭の看護
シェアする
donguri_careをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました