受診する?様子を見る? 看護師ママが家庭で使っている判断の順番まとめ|迷ったら#8000

家庭の看護

はじめに|受診するか迷うのは「判断材料が多すぎる」から

子どもが体調を崩したとき、

一番つらいのは「症状」そのものよりも

受診するか、様子を見るかの判断ではないでしょうか。

・このくらいで病院に行っていいの?

・様子を見ていたら悪化しない?

・夜だから余計に不安になる

こうした迷いは、

決して親が弱いからでも、判断力がないからでもありません。

実は、

家庭での判断は情報が多すぎて整理しづらいのです。

この記事では、

看護師として、そして4人の母としての経験から、

「受診か様子見か」を考えるときの

判断の順番を整理してまとめます。

判断の前に知っておいてほしいこと

受診判断に、

「絶対の正解」はありません。

大切なのは、

✔ 今の状態が安全か

✔ 家庭で見続けられる範囲か

を確認すること。

そして、

迷ったときに相談できる場所があると知っておくことです。

家庭で判断するときの基本の順番

判断をラクにする一番のコツは、

見るポイントの順番を決めておくことです。

私が家庭で使っている順番は、

次の3つです。

① 眠れているか(最優先)

一番最初に見るのは、

眠れているかどうかです。

・咳き込みで眠れない

・何度も起きてぐったりしている

・苦しそうで横になれない

眠れない状態が続く場合、

体はかなり消耗しています。

夜に眠れていないと、

回復力は一気に落ちます。

② 水分がとれていて、おしっこが出ているか

次に確認するのは、

水分と尿です。

・少量でも飲めている

・半日以内におしっこが出ている

この2点が保たれていれば、

緊急性は比較的低いことが多いです。

逆に、

・ほとんど飲めない

・半日以上おしっこが出ない

場合は、

受診を考えるサインになります。

③ 元気・機嫌・反応はどうか

最後に見るのが、

全体の元気さです。

・表情はあるか

・声かけに反応するか

・不機嫌すぎないか

「日中は元気に遊べている」

これは、様子見できる大きな判断材料になります。

「迷わず受診」と決めているサイン

私が経験から

「ここは迷わない」と決めているサインがあります。

① 喘息発作で夜間眠れなくなったとき

・臨時の吸入をしても改善しない

・横になると苦しそう

・眠れずに咳き込み続ける

この場合は、

夜間でも受診を考えます。

② 水分がとれず、半日おしっこが出ないとき

脱水は、

見た目では分かりにくく進行します。

・飲めない

・尿が出ない

この組み合わせは、

受診の目安になります。

③ 風邪症状で3日以上、熱が下がらないとき

・上がったり下がったりを繰り返す

・全く解熱しない

この場合、

一度評価してもらう方が安心です。

④ 緊急性はないが、2週間以上症状が続くとき

・咳

・鼻水

・だるさ

「急ぎではないけれど長引いている」

これは受診して整理した方が良いタイミングです。

「様子見でいい」と判断できる条件

逆に、

様子見でよいと判断できる条件もあります。

① 日中の元気がある

・遊べている

・笑顔がある

・食事が少しでもとれている

これらがあれば、

夜の不安が強くても

様子見できることが多いです。

判断で一番ブレたのは1人目のとき

正直に言うと、

判断で一番ブレたのは 1人目のとき でした。

何もかもが初めてで、

「自分でなんとかしなければ」と思い込み、

結果的に受診が遅れて入院まで悪化した経験があります。

今振り返ると、

・もっと早く病院に相談すればよかった

・#8000を使えばよかった

そう思うことがたくさんあります。

経験を重ねて分かったこと

2人目、3人目、4人目と育てる中で、

判断は少しずつ変わりました。

それは

「強くなった」からではなく、

頼り方を知ったからだと思っています。

相談できる場所があると知ってほしい

不安なとき、

1人で抱え込む必要はありません。

・#8000(小児救急電話相談)

・自治体の電話・LINE相談

・救急外来

これらは、

「判断を丸投げする場所」ではなく、

一緒に考えるための場所です。

受診=正解、様子見=失敗ではない

受診したから偉い、

様子見したからダメ。

そんなことはありません。

大切なのは、

子どもの安全を考えて選んだかどうかです。

まとめ|判断を「順番化」すると、迷いは減る

受診判断に迷ったら、

  1. 眠れているか
  2. 水分と尿はどうか
  3. 元気や反応はあるか

この順番で考えてみてください。

そして、

迷った時点で相談していい。

#8000は、

不安な親の味方です。

1人で抱え込まなくていい。

それを、この記事で一番伝えたかったのです。

*関連記事|病児看護まとめ

電話相談を含め、

家庭での判断を一つにまとめた記事はこちらです。

▶︎病児看護まとめ|迷ったときに戻ってきたい家庭での判断と支え方【保存版】

 

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子どもの体調が悪い夜、
判断を一人で抱える時間が、
一番つらかったときのことを
noteにまとめました。

同じような経験がある方へ。
▶︎ noteで読む

【筆者:まみ】|くらしのケアノート

「家庭の困りごとにそっと寄り添う、くらしのケア図書館」をコンセプトに、
おうちでできるやさしいケアと、暮らしをラクにする知恵を発信しています。

正看護師として10年以上勤務。
脳外科病棟を中心に、ICU(集中治療室)との兼任を含む高度急性期医療から、
消化器科(一般病棟/がん専門病棟)、結核などの指定感染症管理まで幅広く経験しました。

その後、デイサービスにて介護・リハビリ領域の看護にも携わり、
生活期の視点からのケアや家族支援を実践しています。

1000km単位の転勤を2度経験した4児のワンオペ母。
30分以内で作れる時短料理と、無理しない家庭運営が得意です。

▼Instagram:@kurashi_care(準備中)
▼BOOTH:PDFテンプレ販売予定

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