嘔吐がある時の薬の考え方|喘息児家庭で実際に判断したこと

子育てケア

この記事について

この記事では、嘔吐がある時に薬をどう考えたかについて、

喘息のある子どもを育てる家庭としての実体験をまとめています。

我が家では、

胃腸炎による嘔吐が続く中で、

•喘息の定期内服薬

•ホクナリンテープ

•吸入薬

をどのように扱うか、

その都度判断を迫られました。

医療的な正解を示す記事ではありません。

「その時、何を優先して考えたか」という視点で書いています。

嘔吐がある時、まず考えたこと

嘔吐が続いている時、

一番最初に考えたのは、

今、この子の体に一番負担にならない選択は何か

ということでした。

嘔吐がある状態では、

•飲んでもすぐ吐いてしまう

•吐くことで体力を消耗する

•薬がどれだけ吸収されたか分からない

という状況になります。

「飲ませなければいけない」

「でも飲ませることで、さらに吐くかもしれない」

その葛藤の中で、

胃腸を休ませることを最優先にする

という考えに一度立ち返りました。

我が家の基本方針|嘔吐がある間は内服薬を一旦ストップ

今回の胃腸炎では、

嘔吐が頻回にある間は、内服薬を一旦中止する判断をしました。

理由は以下の通りです。

•服薬自体が嘔吐の刺激になる可能性がある

•吐いてしまえば、効果があったか分からない

•服薬に伴うストレスで体力を消耗する

「飲ませないこと」に不安がなかったわけではありません。

ですが、

今は治療よりも回復の土台を整える時期

そう考えました。

「自己判断で中止していいの?」という不安について

内服薬を止める判断をすると、

多くの親が不安になります。

「勝手に止めてしまっていいのだろうか」

「悪化したらどうしよう」

私自身も、同じ気持ちでした。

今回の判断は、

•すでに処方されている発作時の対応薬がある

•状態を細かく観察できる

•すぐに受診・相談できる体制がある

という前提があった上での判断です。

すべての家庭に当てはまるものではなく、

「今の状態・今ある選択肢」を踏まえた判断でした。

喘息症状が出た場合の「代替手段」を先に決めておく

内服薬を一旦止めると決めた時、

同時に決めていたことがあります。

もし喘息症状が出た場合は、吸入薬で対応する

という方針です。

吸入薬は、

•消化管を通らない

•嘔吐があっても使用できる

•効果発現が早い

という特徴があります。

嘔吐がある時期において、

現実的で負担の少ない選択肢だと感じました。

吸入薬を使う上で意識したこと

吸入薬を使う際に意識したのは、

•早めに使う

•無理に我慢させない

•「悪化してから」ではなく「兆し」で対応する

という点です。

嘔吐や下痢がある中で、

呼吸が苦しくなると、

さらに体力を消耗してしまいます。

そのため、

少しでも「いつもと違う」と感じたら早めに対応しました。

ホクナリンテープの考え方

ホクナリンテープについては、

嘔吐があっても継続する判断をしました。

理由は、

•内服ではない

•消化管を通らない

•服薬の負担がない

という点です。

ただし、

•発熱が強い

•脱水が疑われる

•ぐったりしている

といった場合には、

今、本当に貼る必要があるか

をその都度考えるようにしました。

「貼る・貼らない」を機械的に決めるのではなく、

今の全身状態を優先しました。

薬よりも優先したもの

今回、薬よりも優先したのは、

•休息

•水分

•吐かせない工夫

でした。

嘔吐がある時期は、

•治療を進める

よりも

•回復を妨げない

ことの方が大切だと感じました。

「やらなかったこと」も判断の一つ

今回、あえてやらなかったこともあります。

•無理に内服を再開しない

•「念のため」で薬を追加しない

•一度吐いた直後にすぐ飲ませない

これらもすべて、

体への負担を最小限にするための判断でした。

看護師でも迷ったという事実

看護師であっても、

自分の子どものこととなると、

判断に迷います。

•これでいいのか

•見逃していないか

•もっとできることがあるのではないか

何度も考えました。

それでも、

その時点で持っている情報で最善を選ぶ

それしかできなかったと思います。

同じ状況の方へ伝えたいこと

嘔吐がある中での服薬判断は、

本当に難しいです。

でも、

•完璧な判断でなくていい

•状態に合わせて変えていい

•迷ったら相談していい

そう思っています。

体験談シリーズ・関連リンク

今回の判断に至った背景は、

以下の記事で詳しく書いています。

*関連記事|家庭内胃腸炎の経過まとめ|5日間の実体験と看護師ママの記録

実際の経過を時系列でまとめています。

 ▶︎ 家庭内胃腸炎の経過まとめ|5日間の実体験と看護師ママの記録

*関連記事|家庭内胃腸炎の対応まとめ|嘔吐・下痢・消毒・受診の目安

家庭での対応を整理しています。

▶︎ 家庭内胃腸炎の対応まとめ|嘔吐・下痢・消毒・受診の目安

最後に

嘔吐がある時の薬の考え方に、

一つの正解はありません。

だからこそ、

•状態を見る

•優先順位を決める

•柔軟に変えていく

そのプロセス自体が大切だと感じました。

この記事が、

同じように悩んでいる喘息児家庭の

判断のヒントになれば幸いです。

※胃腸炎まとめはこちら

家庭内胃腸炎の対応まとめ|体験談・判断・準備を一気に確認

【筆者:まみ】|くらしのケアノート

「家庭の困りごとにそっと寄り添う、くらしのケア図書館」をコンセプトに、
おうちでできるやさしいケアと、暮らしをラクにする知恵を発信しています。

正看護師として10年以上勤務。
脳外科病棟を中心に、ICU(集中治療室)との兼任を含む高度急性期医療から、
消化器科(一般病棟/がん専門病棟)、結核などの指定感染症管理まで幅広く経験しました。

その後、デイサービスにて介護・リハビリ領域の看護にも携わり、
生活期の視点からのケアや家族支援を実践しています。

1000km単位の転勤を2度経験した4児のワンオペ母。
30分以内で作れる時短料理と、無理しない家庭運営が得意です。

▼Instagram:@kurashi_care(準備中)
▼BOOTH:PDFテンプレ販売予定

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